翠星のガルガンティア #3

#3 無頼の女帝
脚本:砂阿久雁  絵コンテ:西村純二  演出:新留俊哉  作画監督:中村悟  メカ・エフェクト作画監督:岩瀧智/ねこまたや


七人の侍」の野武士と農村みたいな関係のところに、未来から人外と全面戦争やってる兵士がきちゃってぶち壊した、って感じかね。海賊も船団もそいつがどれだけの実力なのか想像すらできない。ベローズの説明は現実的な選択としては理解できるもので、流儀にしたがうレドの賢さも好感が持てる。
レーダーはもちろんソナーも無さそうな世界で、潜水艦とそこから艦載機を発進させる戦術を確立してるし、技術の抜け落ち具合がチグハグ。海賊側にも隠し玉やイレギュラーがいそうな感じ。サルベージした兵器を無理やり運用して宇宙人に対抗したら、∀ガンダムだ。チェインバーが探知できなかったのは、基本的に水中の敵と戦うことを想定してないから、とか。前回、識別できずに1人だけ生き残った海賊もたまたま水中に居たのかな。今回は適わなかったけど、もしラケージが水中に引きずり込めたら結構良い勝負になったりするのかしら。
エピソード的なクライマックスである、波乗りロブスターのジャイアントスイングとラストのアリガトウは、素直に笑えた。