海月姫

3.魔法をかけられて


一般的な女性視聴者としては腑に落ちる展開なのかもしれんけど、やっぱひっかかるよな(´・ω・`)
これは「アグリー・ベティ」とか「プラダを着た悪魔」みたいな話になってくのか?でも月海には特に目標とする物がない。今回、初めて兄貴に恋をするという視点を持ったけど、男のほうに外見以外に女性評価のベクトルが付加されるとは思えんので、やっぱり「キモい」月海が変わってくんだろうな。
天水館の住人が定職を持ってない仕送り頼みの三十路越え揃い、そして腐ったオタク。蔵之介はそういう「汚いモノ」から月海を救いだす存在でしかないのかも。尼〜ず達をも磨ききったら凄いが。眼鏡をとって眉を整え着飾った月海が、兄貴が一目惚れする程の美人ってのもフィクションとしてはありきたりすぎるんだけど、演出力があって見入っちゃったな。
団塊ジュニアのいわゆる氷河期世代な尼〜ずと、政治家の子息で若く煌びやかな蔵之介との対比が、いたたまれなさと痛々しさを増幅させる。
驚くなかれ、今回の脚本と、ミルキィ5話の脚本は同じ人である。江夏由結さん。