STAR DRIVER 輝きのタクト

8.いつだって流星のように


巫女の封印を破る条件は、巫女を恋に落とす事だったりしない?ここ数回のヘッドとケイトの動きも腑に落ちるんだけど。封印を破られた巫女自身にはもう価値がないから、島を出るのも自由。ワコの封印が破られたら世界中をサイバディが闊歩するけどな。留めておく意味はなくとも、毎回しつこく彼女が語る物語までデタラメである必然性がない。サム=タクト、恋する少女=ワコ、王=スガタの隠喩と想像できるイカ刺しの話は楽しみでもあったし、テーマ理解の一助にもなってたと思う。銀河の船=???が何を指してるかは未だ不明。
王の第一フェーズは文字通り他者を「支配」下におくスカーレットキスの完全上位互換、これ以上エスカレートするとしたら、時間か、空間そのものを「支配」するぐらいしか思いつかないが、到来が予期される第三フェーズは全然違う概念かもしれんしな。
ベニオの能力を無効化できるならスガタの変調の原因は結局何だったのか。あるいはキスによって、あるいはザメクの覚醒による影響が、長く膿み隠してたスガタの感情を揺り起こしたとか。作劇上多くを語りたくないなら殴り合いでうっちゃるのもアリ、だが、やっぱりサイバディによる代理戦争ではなく血と肉と汗が伴う生身でのララパルーザぐらいしないと、説得された気がしない。迫力はあった。
とりあえず、サカナちゃんの話も一旦終わり、章が移ったと思っていいんだろう。