海月姫

7.金融無職列島

生みの母親、っつってるからやっぱ蔵の母親は正妻じゃないっぽい。
兄貴の不能と蔵の出自の関係、密事写真で兄貴をゆする地上げ屋、それを勘違いして傷つく月海→兄貴の恋慕、それを見る蔵の視点、天水館存続のために金策に奔走する蔵と翻弄される尼〜ず、ドラマがいくつも平行して展開してるが、しっちゃかめっちゃかにならないのは感心。蔵がフィールドワークを担当してる分ヒロインたる月海の立場が若干弱くなってるが。
資本家の蔵や目白先生、オーナーである千絵子匠の母親といった、より大きな存在が助け船を出しはしても、尼〜ず達自身がこの危機を乗り越えていくように描くとは思う。でないとこの話が何が言いたいんだか分からなくなっちまう。