フラクタル

2.ネッサ


ドッペルという存在の意味は語源から想像できる通り、本人の代理でよさそう。性玩具目的ってのは基本です。
異世界からの来訪者」を投入する事で、白々しくなく世界観の説明ができる。これです、導入のお手本。全力疾走で倒れた後に「1人は嫌だ…」とクレインが念じたらすぐに、ネッサが戻ってくるというのも、王道で好き。整理されてて分かり易い話が大好きな俺はこの2話がえらく気に入った。一度は触れなくなったネッサにまた触れる事ができた、(理由は不明ですが)ってのも何だか良いですね。
サイクリングのシークエンスでの疾走感、生の人間に初めて?触れたネッサの感動、クレインの新鮮な戸惑いが伝わってきそうな、神戸守コンテらしく、少女の可憐さに素直に萌えられる構成だった。えっちでした。盗賊3人衆とその兄貴分については、今後の展開を待ちましょうか。
2回目でこういう話を持ってきてくれた事で俺は少し安心いたしました。ネッサという第二ヒロインの登場で早くもフリュネの印象は弱くなっているが、彼女の帰還にもなにか仕掛けてくるはず。楽しみっ。