輪廻のラグランジェ #4

#4 鴨川スイマーズ



前回ラストで重い腰をあげたムギナミの予告カットの通りに、第3の勢力の存在が水面に浮上してくる。軌道上での盟の持ちかけに合わせてアレイの脱走を助けたのはムギナミなんだろうが、それよりも彼女の動向によって同志との蜜月を邪魔されたかのように胸ザワして対抗するラフィンティさんの様子だけでお腹一杯。泳げないドジっ娘プリンセスってだけで狙いすぎの感も。でも、いい。
真心とも計算とも取れる描写。天然を装った工作員であるムギナミという友情と信頼から遠い人物が、他のヒロイン2人と如何にして友誼を交わせるようになるかが楽しみ。
戦時中である事のアリバイのようではあるが、前回の戦闘の結果である、海に沈んだ自販機、潰された畑、倒壊した家屋のワンカットずつの挿入が単純に良かった。無かったら全然印象違ったと思う。