翠星のガルガンティア #1

#1 漂流者
脚本:虚淵玄 絵コンテ/演出:村田和也 総作画監督:田代雅子 作画監督:石川真理子 メカ・エフェクト作画監督:岩瀧智


ハインライン世界のような管理化された極右政権のアジテーションで始まり、Aパートは「トップ」、Bパートは「ナディア」、ラストは「猿の惑星」。ウロブチ先生ぐらい大きくなられないと今さらこんなネタをやる勇気が出ないか。
融通もユーモアも解するインターフェースの案内で強かに走り回り情報を欲する「宇宙人」と、「未知との遭遇」を持ちうる知識と技術で何とか対応しようと奮闘する人々の視点がめまぐるしく入れ替わり、最後の地点で結ばれる展開が興奮した。かつがれたイカちゃんが口走った「母親と○れ」「神聖なウ○コ」に該当する日本語が思いつかない。この地球の公用語は英語に近いのかな。
Aパート最後で小隊長がやろうとした、「根拠星の位置を敵に知られないため殿(犠牲)になる」って任務を代わったレドが達成できたかもよくわからないので、かつての仲間たちがどうなってるのかスゲェ不安。まともに戦っても勝ち目なさそうなんで、はるかな故郷にブレークスルーが眠ってるのかなぁ。そんな安直な展開じゃないかも。
ハナハル絵でハードなファンタジーってだけでも贅沢なメニューだし、なるべく静かに楽しみたい。