それでも町は廻っている

2.セクハラ裁判が大人気


先週興奮して気づかなかったがOPアニメはやはり梅津泰臣。この匂い立つような個性は凄いな。
「目」とか「愛の逃避行」といった名エピソードをすっ飛ばしてまでコレを2話目に持ってきたのは、未読者にいち早く嵐山歩鳥という人物を紹介する事を重要視したんだろうか。だとしたらその試みは割と成功してると思う。原作のコロコロ表情が変わる歩鳥の芸コマを滑らかに動画で繋いでたし、この商店街や大らかさに抱かれて創造されたと原作者が言う歩鳥のキャラクター性をしっかり伝えられたと思う。アクションも切れがあった。そして千葉繁はさすが。
間違いなく「それでも町は廻っている」はヒロインが素晴らしい漫画。タッツン、紺先輩が好き、いやいや静ねーちゃん、エビちゃんでしょ、いいえわたしは綾鳥真琴ちゃん!といった具合に魅力的な登場人物は数あれど、長く読んでる人ほど嵐山歩鳥が一番好き、って人が多いんじゃないだろうか。
ただ、俺がこの漫画で一番好きで面白いと思うのは真田君のモノローグだったりする。
タケルやユキ子も出てきて、俺のわくわくは高まり続けてる。