俺の妹がこんなに可愛いわけがない

5.俺の妹の親友がこんなに××なわけがない


ドラマのためとはいえ、人物を恣意的に描きすぎだ。不自然すぎる。
夏コミ会場外での桐乃へのあやせの偏執的な追求、態度の豹変、桐乃が兄貴に対していきなり保護愛に飢えていたというような表現、無修正のポルノを女子中学生に突き付けて「自分は近親相姦の鬼畜です」という兄貴の無茶な説得、(そもそも妹の友誼の問題に兄貴が駆り出されるシチュエーション)なし崩し的に仲直り。ウソにウソを重ねて何事も無かった様に仲良くする桐乃とあやせ。「人格」と「趣味」は切っても切り離せないと繰り返し描写してるのに関わらず。言い方ひとつである。「あんたの事も、エロゲーと同じくらい好き!」書いてておかしいと思わなかったんだろうか。
子供ゆえの激しすぎる好き嫌いや差別意識はあるだろうが、お互いに「親友」と言える付き合いをしてきたのに、メディアに完全敗北する友情、背景を全く無視してる。
全編に渡って「何故?」が吹き荒れる、迷エピソードだったなぁ。