バクマン。

6.アメとムチ


魚目で掴みどころのない編集者、服部。持ち込みに来て丁重にお帰り願われた先客を登場させた事もあり、服部は作品を、最高は服部が編集者として信頼できるか、お互いに値踏みしている構造がやけに緊迫感を生んでた。
後半、アニメである事を放棄してweb漫画のように2人の渾身作を全編見せる。こういうメタ物で創作内容を実際に読者に開陳するのってかなり恥ずかしくて勇気が必要だと思うけど、ちゃんとその後の服部の指摘と符号しててなかなか良かった。
まだ戦闘力たったの2の最高秋人コンビ。新妻エイジという倒すべき目標がいる、亜豆もマジメに頑張っている、服部はいたって善人な師匠、最後の嬉しいハプニングも、重い腰を上げて少年マンガの楽しさが一気に噴出した感じ。面白かった。