それでも町は廻っている

7.愛のナイトウ避行


タッツンと針原さんって歩鳥とはクラス違うんだっけ。
真田目線での足元からなぞるようにパンアップする対歩鳥カメラ、こっちまで緊張が伝わってくるような空気感が良かった。
Bパートも好きな話。歩鳥→タッツン、歩鳥→森秋、歩鳥→紺先輩、歩鳥→真田、歩鳥→静、歩鳥→弟妹、タケル→姉ちゃん、タケル→ユキ子、タケル→エビちゃんと、エピソードごとに関わる人物を変える事でキャラクターが立体的に見えてくるのが面白い。今回の歩鳥はお姉ちゃんだし、ちょっと少女のセクシャルな魅力も感じられる。今作のこういうキャラクター描写の工夫、努力がたまらなく好きな理由のひとつ。
真田「神様ありがとうございます!!」の直後「この世には神も仏もないのかよ!!」、タケル「SSはスリングショットの略でしょ!」「ああ、貴重なドングリが…」とか細かいギャグの堆積も魅力なんだけど、アニメでは若干テンポが失われてるかな。
いまさら褒めるのも失礼というか、千葉繁の千両役者ぶりは凄い。