とある魔術の禁書目録II

7.座標移動(ムーブポイント)


エピソード全体を見渡せば、インデックスさんのパートが一番要らなかったという皮肉。彼女は、魔術以外の話だと完全に蚊帳の外なんだね。
黒子と結標のテレポート合戦リターンマッチも良かったが、拠る組織を失って満身創痍の結標の前に現れた真打アクセラレータ。足音から始まるシーンと音楽の盛り上がり、コンテ演出もかなり熱が入った力作だった。決着は女の子の顔面を殴るのがお約束なのか?
かつてある組織が美琴のクローンいっぱい作ったけど(自称するナンバーからすると1万体以上?)、全てがオリジナルの1%にも満たない出来損ないだった。その内、怪我してる個体と、一番発達が未熟な個体が、当麻とアクセラレータを現場に呼び寄せるメッセンジャーになったのとか巧い。
このアニメ、エピソードに関係ない独立したカットが急に挿まれたり人物の動機が納得いかなかったりイチイチ台詞がウザかったり、観客側がかなり努力しないと楽しめない困ったちゃんだけど、俺の未熟さが原因ですの、お姉様の笑顔を糧に、付いて行きますから。