海月姫

10.愛とぬるま湯の日々
11.ジェリーフィッシュ・オブ・ドリームス(終)


キャラデザの羽山賢二作監による、まさに海月の夢をヴィジュアル化の美しさは圧巻。最終回に相応しい盛り上がりだった。
女性向け漫画原作ゆえか、自分が予想する方向へストーリーや人物が舵を切らなかったり、そういうギャップがもどかしくも、楽しかったと言えるかな。
今作は3人のライターが担当したんだけど、ラスト2話をシリーズ構成の花田十輝がなんとか1クールアニメのまとめ、というとこまで持ってったかなー、って印象。OPに居る必要な登場人物は揃い、タイトルの意味性も絡める事はできた。気のせいかもだけど、花田担当回の蔵は妙に優しいと思わないか?
とはいえ、まだまだ足りない。尻切れとんぼで終わってるエピソードもあり、語るべき物語はいくつも残ってる。いつか2期があるなら、という程度には期待。