俺の妹がこんなに可愛いわけがない

12.俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない GOODEND(終)


演出のクライマックスとしては、11話の京介、見せたくないけど晒してしまった男泣きがピーク。最終回は蛇足かなぁ。
倉田が担当してようが酷いモンは酷い。特に4〜9話は正視するのが辛いレベル(6話は良くも悪くもない、9話は原作者担当)だけど、最後のほうはきちんと帳尻合わせてくるのがプロの仕事っていうか。
ひとつの作品として、何を伝えたいのか分からなかったのがイマイチ乗り切れなかった理由。家族という共同体の再生を描くなら、エロゲーオタクという要素は邪魔だし、人物の成長ドラマでもない。個々のキャラクターでは多少光るモノはあった。黒猫って何歳ぐらいの設定なんだろうな。桐乃や京介と同年代か、大学生か。もし、もっと上の高齢女子オタクなら、高校生で非オタクの京介とペアにして話のネタになりそうだが。まぁいい。
俺が一番テンション上がったのはゆかりん独壇場の10話。キャスティングした意義が爆発した瞬間でした。裏でどんだけキモオタを罵倒してようが、表に出るパフォーマンスが全て。いや、ゆかりんの事じゃないっす。