映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?

これから「フレッシュ」本編を観ていこうとした矢先だけど、せっちゃん@キュアパッションの活躍が一刻も早く観たくなってしまった。
前説のミラクルハートライトの説明と注意、EDのダンスの説明と注意が、劇場の雰囲気を残してるね。注意映像中にもネタが仕込んであったり、「子供にとって映画はテーマパーク」って志向が汲み取れて素晴らしい。
TVシリーズと同じく志水淳児監督×前川淳脚本。パジャマパーティの楽しそうな雰囲気や、ブロックやジグソーパズルで出来た玩具の国でアドベンチャーという子供が喜びそうな題材。ブルース・リーなアクションドールとピーチのカンフー対決、アダムスキー型のUFOで宇宙戦を演じるベリー、原始の森で恐竜とチェイスするパイン等、往年の映画を彷彿とさせるおっさん向けのパートも充実してる。もちろん、俺のパッションが魅せるチェス盤上でのバトルシーンは最高。それぞれのキャラクター性に沿った決着を見せる芸の細かさが秀逸。
予習というか先走って見せてもらっちゃった「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」、位置に付いたプリキュア4人が同時によーいドンで走り出し、1人ずつリーフを足しながらフリスビーのように飛ばして回してく、めっちゃ難度が高そうな大技。ミラクルハートライトが齎した「劇場の奇跡」も期待を裏切らない大盤振る舞い。
ピクサーが「トイストーリー」シリーズで挑んだ「持ち主に捨てられた玩具の運命」という命題に、期せずして今作も似た解答を示してるのが面白い。プリキュアシリーズ自体が「いずれ幼女に捨てられる玩具」であるが、玩具は「継承」されていくもの。物質としての玩具は失われても、精神としては不死の友達であり続ける。もちろん「捨てない幼女もいる」だろう事にも幸せを感じるべきだが。生涯捨てられないのは俺たち大友みたいな奴だけだろうけどな
(´・ω・`)
ラブ達をおもちゃの国へ誘う白兎ことウサピョンのCVが鶴ひろみ東映動画で鶴さんっつったらブルマ。初代プリキュアに深く関わった野沢雅子@孫悟空を冒険に誘ったのもブルマだよなぁ、って思うと感慨深くなってしまった。