THE IDOLM@STER アイドルマスター #2

2.“準備”をはじめた少女たち
脚本 待田堂子 絵コンテ・演出 高雄統子 作画監督 松尾祐輔


Are you Ready? フゥ!
I'm Ready フゥフゥ!!
歌を
うーたーおー フゥフゥフゥフゥ!!
yura神前の鉄板曲だってのもあるが、6thライブatTDCホールで初聴き一発目でコール決めるPたちに吹いた。


錦織さんがコンテ切るとは思ってたが、ここまでのOPが出てくるとは思ってなかった。
ステージ衣装に身を包んだ全員が(律っちゃん含む!)上を指差しまっすぐ見据える、

彼女らの象徴であるイメージカラー矢印とゲーム意匠シルエットが収束してタイトル

控え室の楽しそうな様子(メイクしてるお姫ちん!衣装着て嬉しそうに椅子ダンスするあみまみひびきも可愛い)、

ステージ設営を不安そうな表情で見つめる春香を元気付ける仲間
](この表情が絶妙!)
765プロ事務所の全員の意気込みが描かれたホワイトボード

(あみまみがどれ書いたのか探してみてください)、
各々の思いを持って本番へ臨むメンバー、
春香が代表して気合入れ(春香を横目で見る美希が可愛い)

サビと同時にステージ開幕!
照明、紙吹雪、背景、ゲームに劣らない尋常じゃないステージ描写。この振り付けはアニメーターがつけてくれたと思うが、とっても良い。
やよい、伊織、真美に続いてあずさ貴音と重量級のカットが続くのが意図を感じる(笑)
「♪夢にーなーるーエンタテイメーント!」で飛び上がるアイドルたちと一瞬映される観客席のサイリュームの海、
様子を見守る律っちゃん(ステージにも上がってきてくれるって私信じてる!)、
社長とピヨちゃん
赤羽根
ステージ全体を映して大画面にPROJECT IM@Sのロゴ
事務所の全景たるき亭で締め。
この1分30秒に、アイマスが未だに多くのPを長く引き付けてやまないエッセンスの一滴が確かに凝縮されてる。良いOPだ。アバンで律っちゃんが衣装持ってきた直後に実際に着た姿を披露という組み立てもニクい。


あさぽんの気合が伝わってくる演技だ。
アップ寄りにこだわらず遠めのカメラで複数のキャラと背景も映すコンテや、美希を除いた年少組が話の中心に居ながら、他班の描写もあったり多層的な構造で全員に役割を与える構成、全員集合してコンポジット撮りの所作に見事に全員の基本的な特徴を抑えてるのもポイント高い(アイドルじゃないピヨちゃんにも相変わらずの妄想劇場が用意されてる)。Pと千早のやりとりなんて、まんまゲームのコミュニケーションだよね。「ずっと一緒に居る」あみまみが互いのベストショットを知っている事の対応で、やよいがいおりんに気付きを教えるってのもによによするところ。そしていおりんが選んだコスチュームが「アケ」「無印」時代の窪岡デザインをインスパイアしたもの。
美希の撮影時原画担当誰ですか!?初回のあふぅと合わせて仕事時のギャップにやられるんだよなぁ…。赤羽根Pが各人の特徴を掴むためにも初回の機能が必要だったんだと気づく。
(春香がぶつかった)あまとうがいる。カメオ出演なのかガッツリ本編にも絡むのか分からないが、個人的に対決フェスは燃えたので少しは期待。
EDのいおりん原画は全て松尾祐輔さんによるもの。良いお仕事だ。


本作の音楽は高田龍一(MONACA)が担当していることから、ゲーム劇伴のアレンジも使われてる。(次回予告はタイトル画面のアレンジ)俺が秘かに期待してるのは、アニメ版のサントラの発売。ゲームBGMを収録した音源は俺の知る限り「MASTERPIECE 05」のみ。元々劇伴の曲数自体が少ない、また今回みたいにショートsizeの歌も使われるから余計に難しいのかもしれないが、2クールアニメなら可能性もあるかも、って事で。