スイートプリキュア♪ #26
26.ピポパポ♪フェアリートーンの大冒険ニャ♪
脚本 成田良美 演出 黒田成美 作画監督 稲上晃
大塚隆史監督のツイートであった通り、黒田さん戦線復帰。やはりプリキュアに必要な方だ。
豊富な日常芝居と軌道をよく意識したアクション、独創的であり画面に自身の足跡をベッタリ残すたかしくんやりえちゃんとはまた違う(スイート内でいえば田中氏か)個性を発揮する、演出の意図をしっかり汲み取った作画班が画面を安定させて、映像の満足度で言えばかなり上位に入るエピソード。
お話の方も、フェアリートーン三つのお約束第一条項「はぐれないように気をつける」を守れなかったフェアリートーンが音符を奪われ、第三条項「困ったときはチームワーク」を守ったマイナーランド側が最終的な勝利者になり(戦闘でのプリキュア勝利もチームワークがキーだった)、第二条項「いつも笑顔でニッコリ」で終わる成田さんらしいロジックの組み立て。
しかし、まさか第2クールも終わりになってから特能を発揮しだす妖精とか緩っ…(笑)まぁいいんだけど。
彼女の部屋って三面窓なんだよね。カメラの位置にもう一つ窓がある。
溢れる稲上臭。フェアリートーンのアクションも良かった。
フェアリートーンから観た世界、というモチーフ通り、ほぼ全編アイレベルを極低に落としてアオリのカットが多かった。
地平線を空側に反らせるという処理も印象に残った。
ここのトラックアップも面白かった。
アクションも冴え渡ってた。
衝撃を殺す動作。破片が細かい。
リズムとビートの視線に注目する。
この質量が振り下ろされると、
こうなる。
ここでかかってた曲がめっちゃカッコよかった。
いろいろな意味でキワどいライ○ーキック。