RDG レッドデータガール #2

#2 はじめての手のひら
脚本:横手美智子 絵コンテ:篠原俊哉 演出:安斎剛文 作画監督:皆川一徳


深窓のアンチマテリアルである泉水子の肌白さと、物質あふれる都会の情景のコントラストがエロい。彼女の心細さと観客を同調させ不安をかきたてる演出がなかなか効いてて良かった。「嫌い」「怖い」と素直に表明できるふたりの男の子が現れた事は慶事か。公安の母親が娘に携帯渡すのに宅配使う警戒っぷり、ミユキ君が関わったおかげでユキマサにバレたんだろうし、神、霊、肉で泉水子に内在する「冷たさ」に触れたミユキ君がどう考えるか、って感じかなぁ。
しかしまぁ、この調子では社会生活での困難が偲ばれる。東京でこの子たちとはお別れになっちゃうんだろうし良い子たちだから大丈夫だろうけど、一緒に並んでた都庁展望室の列から勝手に消えちゃって友達にフォロー無しだったのが気になった。周りからは、女子人気が高いミユキ君と抜け出して修学旅行デートしてるようにしか見えないしな(爆発しろ