ドキドキ!プリキュア #25

#25 華麗な変身!ニューヒロイン登場!?
脚本:高橋ナツコ 演出:入好さとる/岩井隆央 作画監督:河野宏之


スポンサー様からの御圧力がキツイのか、口紅と化粧箱売らなきゃいけないって気持ちは凄く伝わるが、今のやり方は良くない。素性も分からない子供につまらない説教されて頭下げるプリキュアを観て、観客の子供が喜ぶとは思えない。おそらく、エースのキャラクターを好きになってくれる機会すら失う。美味しいトコで登場、拘束だけして「さぁ殴れ」ってのは、紛い物のヒーローといわざるをえない。
Aパートまでは、正しいギャグ回としてそこそこ楽しんでたが、後半はよく分からん理屈詰め過ぎですごく窮屈。一番の不満は、せっかくのありす当番回なのに、新しい一面を見せたのはセバスチャンとマーモさまって点。それはそれでやったら良いけど、今回ばかりは四葉ありすのキャラクター像の足しになる描写をして欲しかった。具体的には、未だ登場しない制服姿や、お団子をほどいたヘアスタイルとか。いわんや、彼女が普段何をしているのかすら謎なので本当に何でも良かったんだけど。
プリキュアのスーパーパワーや変身を技術で再現できてしまう描写もマズい。ブサイクなデッドコピーにとどめるか、欠陥品として量産を封じるなり、処理しておくべきでは。一般人が戦えるならプリキュアは要らない。ていうか今回の大騒ぎクシャポイできたのか?