ハピネスチャージプリキュア! #9

#9 空手でオッス!!プリキュアパワーアップ!?


変身バンクをほぼ再現するノリノリのたおやかさん。目下プリキュア最大の脅威(NS3前のアイ○ツ!劇場版予告編で女児たちのどよめきがハンパなかった)とシリーズをまたぐ作画監督は高橋晃ぐらいだろうか。リズムのスタスタ退場は長峯監督のアイデアであるからある種産みの親の元へ戻ったともいえる。



たまらないぜハニハニ。
ベストキッドな修行とオチ、謎のプリキュアが突然歌いだして場を制するというなんとも大げさで馬鹿馬鹿しい話に河野作監が見事にマッチしてて素直に楽しかった。薙ぎ払いビーム。
あなたの親愛なる隣人プリキュアが多数活動する世界観は1話から披露されてて前回強調された通り。ハピネスチャージプリキュアに誠司が居るように、孤高と思われたフォーチュンに人知れずサイドキックが居たとしても不思議はない。共闘してるかはまだ不明だが、氷川と関わりを持ってるのは確実っぽい。有名人だけど別のクラスでそれほど親しくないという氷川の配置、彼女の意図的な台詞(ひめが落ち込んだときに必ず現れて「アメ舐める?」や「秘密。ミステリアス」は直喩だったのか)も必要以上に交流を描かなくて済むからだし、こういう登場なら映画でのラブリーたちの反応も矛盾がでない。当たり前かもしれんが情報管理が割としっかりしてるな。ところでハニーは大いなる願いに関与してなさそうなんだが、自分の弁当屋の利益が上がればそれでいいんだろうか。
時系列でいえば、今年はラブリーが最後に登場したプリキュア。ドラマの主役は今のところプリンセスが担ってるが、願えば具現する不定形のエネルギーを使いこなす戦闘描写といいめぐみの資質は意味がありそうで興味深い。