ばらかもん #2

#2 やかましか(訳:うるさい)


サブタイ通り構成にまとまりがなく、うるさくとっ散らかった印象。情報はそれなりに多かったのに、新たに登場した人物たちの印象が薄い。
その中では郷長の息子、浩志の悪意の無い人となり、半田にデレる(笑)感情の過程はよく描けてたと思う。
相変わらずなるの描写だけは突出して良いこのアニメ。作者の含意を託されてるし一番力入れてるのが伝わる。「センセイ」と慕う半田のタイムスケジュールまで把握し、半田の顔は踏みつけても字を書いた半紙は踏まないよう気をつける彼女なりの尊敬が可愛らしい。まさに通い妻だな。背景が全然違うけど、BJとピノコみたいな関係が描けたらスゴイと思う。
老若関係なく、島の女が不自然なぐらい外界の男と閨事に関心を持ってるって描写は、島世界に生きる人たちのリアルなホンネを描いてるのか作者のただの趣味なのか。ちょっと気になるところ。差別用語じゃなきゃ目くじら立てる必要ないかもしれんけど、なるを演じる子役に何言わせてるんだ。