高梨康治-CureMetalNite vol.1-


行ってきた。


日時:2014年8月24日(日) 15:30 開場 / 16:30 開演
場所:表参道ground
出演:高梨康治(Keyboard) / 藤澤健至(Guitar) / 満園庄太郎(Bass) / 茂戸藤浩司(Taiko)山口“PON”昌人(Drums) / Remi&ますだみき(Chorus)
スペシャルゲスト工藤真由


プリキュア劇伴を担当した"キュアメタル"こと高梨康治が主催する初のBGMLIVE。会場は満員。飛ぶのもキツイぐらいぎゅうぎゅうだったが、始まればおかまいなくみんなはじけてた。まだまだがんばりたい気持ちはあるが、スタンディングはそろそろキツくなってきたかな…(´・ω・`)なぜか前日に追加公演として開催されてたんだが、どんな犠牲を払ってでも行くべきだったな…。一日だけでも行けたことに感謝。
プリキュアだけでなく、担当されたFAIRY TAILログ・ホライズンNARUTO-ナルト- 疾風伝の各メインテーマ、そして高梨さんの代名詞的名曲「PRIDE」テーマ曲なども披露。演奏メインのLIVEは正直経験がないので期待と不安が半々ぐらいだったけど、終わってみれば、行ってよかったとしか言えん。圧倒された。酔い痴れた。生きてて良かった。生演奏&生コーラスによる華やかかつ強烈な楽曲群に興奮しっぱなしだったのでセトリ順は自信ないが、記憶が新しい内に書いときたい。
・燦然!プリキュアオールスターズ
しょっぱなからコレ。殺る気マンマン。NS3のラストにしてメインクライマックスを飾る激アツ曲。ドラムの山口さん腕ちぎれるかと思うぐらいスティックが乱れ飛んでた。
プリキュア♪ハートフルビートロック!
続けてこの曲。ギター藤澤健至の独壇場。客の女性からは嬌声。ドラムもめちゃめちゃカッコイイ曲なんだけどね。
・暗黒の挑戦者
プリキュア大活躍!


ここで高梨さんから「ランランタイムだよ♪」
・レッツプレイ!プリキュアモジュレーション
Remiさん&みきさんの生コーラスが美しすぎ!一緒にランラン堪能。
・不屈の闘士たち
NS2プリキュア復活シーンでかかる曲。高梨「みんなこの曲大好きだよねっ!」
・登場!謎のプリキュア
ボーカル姫おふたりの紹介。
・出でよ!ネガトーン
会場の「くっどまゆ!くっどまゆ!」コールで工藤真由登場。黄色いステージドレス。ファリーの物真似。
プリキュア〜永遠のともだち〜
・MOON〜月光〜ATTACK(くどまゆVer.)
高梨さんの無茶ぶりその1。会場で売ってない紫のサイリュームを客のみんなが持ってるのに笑う。高梨「次があったら作るわ!」
・宿命の戦士
ベース満園さんの話題。キュアムーンライトが大好きらしく、この日もムーンライト復活編→ダークプリキュアとの死闘を視て来たとのこと。
プリキュア・ビートアップ!
プリキュア!オープン・マイハート!
まさかの変身曲2連打。ボルテージ最高潮。
・"キュア渋声"ドラム山口さんと"キュア筋肉"和太鼓茂戸藤さんのドラムVS和太鼓対決。
・ここらへんでログホラやFAIRY TAILNARUTOのメインテーマ。予習不足でしたが、サントラは買ったぜ。高梨さんのサイン入りポスター貰った。


高梨「さて、まだやってない曲だよ。わかる?」好き勝手答える客。高梨「そう!スマイルだよ!」
プリキュア・スマイルチャージ!
ただでさえにぎやかで笑顔爆発のこの曲が、生演奏&生コーラスで聴けちゃう日が来るとは。
プリキュア・ハートキャッチオーケストラ!
ぶっちゃけ、うしろの客泣いてた。
・堪忍袋の緒が切れました!
・明日への戦い
ここまでアゲ曲が続いた締めは…
プリキュアオールスターズ大活躍!
でました。おそらくBPM最速を誇る大名曲。この曲には、NS2で最後かもしれない、って高梨さんの魂が込められてるようで、胸が熱くなる。


アンコール
今よ!ファンタジスタドール(くどまゆVer.)
高梨さんの無茶ぶりその2。「ここ映像化ムリだからここでしか聴けない」の言葉通り、存分に楽しませて頂いた。Hey!Hey!
・PRIDEテーマ曲
曲の前に、"キュア筋肉"茂戸藤さんから言いたい事が。アニメのBGMLIVEの実現は大変、曲を再現しようとするととんでもない数の楽器や機材が必要なこと、演奏する人数とギャラ、リハや場所代、その他諸々とにかく金がかかる。一度は頓挫した*1今回のLIVE実現の裏に、高梨康治の少なくない自己負担とファンへの並々ならぬ想いがあったこと。どうしても会場のみんなに伝えたかったそう。会場、大拍手。高梨さんまさか言われると思わなくてビックリしてマジ泣きしそうになる。


退場後
まさかの2次アンコール
・燦然!プリキュアオールスターズ
高梨「…やるよ!」最初にして最後の曲。こちらも力の限り腕を振る。
終演。鳴り止まない拍手と歓声。


総感。「これで最初で最後」ってぐらいの出し惜しみなし大盤振る舞いの豪華セットリスト。聴きたい曲、やるべき曲はすべて演奏したって行っても過言じゃない。強いて個人的な要望があるなら、もっと必殺技バンク曲が聴きたい。レインボーバースト系の曲とか想像しただけでションベンちびるぜ…。


Remiさんについて書いておかねば。セトリのどこか失念したが、「友情のハーモニー」の生歌コーラス披露。涙腺をビンビン刺激される。トークを振られた際の「楽しんでるかーい?」が会場全体を包む。続いて登場したますだみきさん*2が対抗してタオルをワイルドに床に打ち付け「Remiちゃんの逆が良いかなと思って」に笑う。Remiさんは高梨康治いわく「リアルキュアミューズ」この日はロングストレートの黒髪に赤いフチ眼がね、黒いノースリーブにヘソ出し(!)、バラ模様のスカートという出で立ち。華奢な体から放つ信じられないぐらい強力&ハイトーンなエンジェルヴォイスという歌唱の圧巻パフォーマンス、歌ってないときはライト両手に超笑顔で会場を一生懸命盛り上げる一挙一動マジに調辺アコにしか見えなくなる。ていうか脇に眼が吸い寄せられてしまいます。存在自体が幸福のメロディだ。マジに俺は気持ち悪いし、マジに個人的なファンになりそう。入り口でもらったチラシにワンマンLIVEのお知らせ。こっそり行かせて頂くかもしれません…。なんか戦略にまんまと乗ってる気がするが、あらためて彼女にやられた会場の人も多いはず。
最後に高梨康治さんについて。一言でいえば「プリキュアのような人」出演者のみなさんが客のことを「キュアメタリスト」と呼んでたが、正解だと思う。「キュアメタル」は高梨康治ただ1人。とにかく、会場に来た人たちに楽しんで欲しいって気持ちがビンビン伝わるし、アンコール終了後もいつまでも前列付近のお客さんと握手やタッチを続けてた。バンドメンバーの信頼も厚くとても良い雰囲気そう。これだけのカリスマ性を放ってるのに腰がめちゃめちゃ低い。初めて生で高梨さんを見たけど、お人柄がよくわかって更に好きになった。生み出した楽曲たちの輝きは失われないけど、すでにプリキュアシリーズからは離れ、「CureMetalNite vol.2」としての開催は凄くハードルが高そうだけど、なんとか実現して欲しい一念。貴方の音楽からどれだけの勇気と希望、魂の救済をもらったか、計り知れない。伝説は、続く。高梨康治さん、本当にありがとうございます。これからも大好きです。

*1:刃-yaiba-LIVEのこと

*2:この方もとんでもない美人す