とある魔術の禁書目録II

4.魔滅の声(シェオールフィア)


ただ3人で歩くってだけのシーンが3カットあって、トウマの逡巡を巧く表現してた。キョトンとするインデックス越しにトウマの性情を理解しているステイルとの会話。カッケーなぁ。
なーるほど、だからインデックスは「禁書目録」なんだね。「魔道図書館」の特例として自分が信仰する教義への背信を許されていると。
後半の畳み掛けるアクションはこの章のクライマックスとして良かった。前回さりげなく首にかけた十字架がキーアイテムになってて、異端者オルソラの反応と合致してるのも良かった。あれで簡易的な洗礼の儀式になってたんだね。耳を潰してインデックス封じ、劣勢に追い込まれたローマ側にも何か隠したキーがありそうだね。くぎゅもいるし。
しかし、珍妙な話し方のキャラといい、設定の緻密さに比してお話の方は…マジメに作ってんのかな。トウマを始め人物の行動や動機にかなり矛盾や疑問を感じる。
刀持った黒髪ロング女子高生が天草式のエース、ステイルと2話で話してた人がインデックス達のボス、そして居るとしたら現ローマ教皇クラスの権威と力を持つであろうローマのトップ、この3者が一応作品内最強を占める(であろう)人達かな。人外の実力者が激突する展開は盛り上がるだろうな。イギリスは「魔道図書館」と「禁断の知識を開く鍵」を手にしているから、一歩有利?でもバチカンに「法の書」はあるみたいだし。
まぁ俺はそんなのより、普通に学園ドラマが見たいけどね…せっかく学園都市が舞台だし。そういうのは、前期でいいだけやっちまったのかな。