艦隊これくしょん -艦これ- #2

#2 悖らず、恥じず、憾まず!


kt体重計があるとか鎮守府の床はどういう素材なんだ。大和型が入ったら風呂の水全部排出しそうだ。
間宮のメニューがちゃんと美味しそう。水雷戦隊の旗艦であった川内型の三者三様の特訓も楽しかった。あやねる酷使の長門型、球磨型、川内型、ぜかましはともかく、それぞれの艦型から一隻ずつとかの中で物語と吹雪に直接関係しない第六駆逐隊(暁型)は姉妹揃ってるあたり、運営の推しが透けて見えるような。!すでのな。球磨型で特にコンビが設定されてない木曽だけ居ないのが残念だ。まるゆでも出ればワンチャン。提督は存在はしてるけど画面には出さない(主観視点になるので視聴者=提督?)ってのは、提督LOVE勢でキャラ立ってる金剛、榛名、雷あたりは痛手だなぁ。教導役の重巡は元々姉妹艦愛のが強そうだし、ふたりはハイパーズ!な艦これ夜戦火力最強の北上&大井っちは相変わらずふたりだけの世界展開してるのでアニメでも良い感じにキャラ立ってる。提督に辛らつな(特に大井っち)彼女らが嫌いだろうがなんだろうが戦闘ではマジに頼りになる。同じく夜戦の神、雪風は出演あるかどうか。嫁艦(の1人)なので出て欲しい。OPには居なかった。
赤城の長風呂(修理時間)&大食い(補給資源)設定は二次創作ではおなじみ。もちろん数字上では大和型とかのが修理時間も必要資源も多いんだけど、入手経路の関係で赤城は艦これでほぼすべての提督(=プレイヤー)がはじめて手にするだろうレア艦&正規空母なので、それまで使ってきた駆逐や軽巡とかの艦種と比較してできたネタ。足柄の「男に飢えた狼」ってのもゲーム上では無くて二次から生まれたネタ。ファンからしたらすでに陳腐化したネタ出されても「あっそう」って感じで、知らない人からしたら意味不明になるだけな気がして心配。
吹雪の良さが強調されてちゃんと可愛く健気だし、作画は文句無いし、OPの戦闘もカッコイイし期待できそう。嫁艦いつくるかなーってわくわくするには問題なく良いアニメ。


ただなー。せっかくのアニメ化だし、無難にファンの想像通りでしかないものよりは、知らないものを観てみたいって欲が。たぶん、アニメスタッフはこれ以上の資料や情報渡されてないよね。深海棲艦がいったい何者で、どこから来て、目的がなんなのか。艦娘は特殊な技量と訓練を積み名前を捨てた人間なのか、WW2の記憶を持った艦艇の生まれ変わりなのか。時代はいつなのか。WW2が過去にあった我々と同じ世界線なのかパラレルなのか。公式は確定的な明言を避けてるし、二次創作でもこの辺の表現は、揺れてる。そのうち工廠パートもあると思うけど(明石が出れば嬉しい)、女の子のサイズに合わせて艤装や装備製造してる妖精さんが居てもいいし、はたまた妖精技術者さんに囲まれて今まさに建造された艦娘が起き上がっても、倒した深海棲艦を拿捕、曳航して工廠で武装&洗脳解除したら艦娘が生まれた、とかやってもファンは怒ったりしないと思うんだよね。赤城さんはカレー食べてもいいけど、いつもどおりバケツに入った大量のボーキサイトをバリボリ喰ってくれていいし、現代兵器と共闘する艦娘の風景があってもいい。(アルペジオとコラボした対「霧の艦隊」イベントはツッコミ所多数にも関わらず、かなり受け入れられたと思う)なぜWW2期の兵装なのかは説明してもいいし、説明しなくてもいい。ゲームはともかく、我々が思う艦これは、こういうものです。で納得できない奴は居ないと思うし、居るとしたらそいつは艦これ知らない奴だと思う。だってゲームの方が何も回答くれてないのに。艦これの魅力の大部分って、実在した艦艇が持つバックボーンの魅力だったりするし、あんまりボカしてばっかりだと、正直キツイ戦いが待ってると思う。

艦隊これくしょん -艦これ- #1

#1 初めまして!司令官!


帝国海軍の艦艇を少女擬人化したブラウザゲームのアニメ化。アニメ化企画発表からゆうに1年以上経ってる気がする。
ゲームの方は以前プレイしてたけどほぼ引退、念願の「大和」を手に入れて満足してしまい放置してる。結局「大鳳」は入手できず。
ソーシャルゲームにしては、課金の有無がゲーム進行や難易度に影響する要素が少なくて、そこがウけた要素でもあると思うけど、その分、リアルラック(戦闘の結果、艦娘ドロップ)と攻略のため長時間の張り付き(イベントの前には予想される出撃回数で消費される資源の長期的な確保)がほぼ必須な構造で、次第に続けるのが辛くなってしまった。
二次創作の方は相変わらず楽しんでるので、アニメも楽しみにしていたのだけど。


1話。ヒロイン吹雪と彼女が所属する鎮守府や第三水雷戦隊の人物の紹介と相関、初出撃のスペクタクルと危機、生まれる情熱と目標、さすがはプロの方々、これだけ設定ガラアキなものを(なんせ基本的な世界観、深海棲艦はおろか艦娘や妖精さんすらどんな存在か未だによくわからん)無難ながらもきちんとエンタメとして形にしてる。空母がわざわざ敵の艦砲射程まで接近したり戦闘シーンの珍妙さは原作からなのでアニメスタッフを批判すべき点じゃない。航空機のモデリングや機動がカッコイイし満足。ゲーム的には夜戦含めてメインアタッカーである戦艦や重巡の戦闘風景(特に「大和」の登場場面)、また駆逐艦が主役だから華の水雷戦の描写が楽しみ。ぽいぽいや神通が同じ戦隊に居るのもゲームファン的にはニヤニヤできる。
キャスト被りをどうクレジットするのかと思ってたら予想の斜め上を裏切ってきて笑う。


アニメに触発されて久しぶりにゲーム起動。……演習と開発任務終わらせて遠征セットして、と。また今度ゆっくりやろうかな(^ω^)

高梨康治-CureMetalNite vol.1-


行ってきた。


日時:2014年8月24日(日) 15:30 開場 / 16:30 開演
場所:表参道ground
出演:高梨康治(Keyboard) / 藤澤健至(Guitar) / 満園庄太郎(Bass) / 茂戸藤浩司(Taiko)山口“PON”昌人(Drums) / Remi&ますだみき(Chorus)
スペシャルゲスト工藤真由


プリキュア劇伴を担当した"キュアメタル"こと高梨康治が主催する初のBGMLIVE。会場は満員。飛ぶのもキツイぐらいぎゅうぎゅうだったが、始まればおかまいなくみんなはじけてた。まだまだがんばりたい気持ちはあるが、スタンディングはそろそろキツくなってきたかな…(´・ω・`)なぜか前日に追加公演として開催されてたんだが、どんな犠牲を払ってでも行くべきだったな…。一日だけでも行けたことに感謝。
プリキュアだけでなく、担当されたFAIRY TAILログ・ホライズンNARUTO-ナルト- 疾風伝の各メインテーマ、そして高梨さんの代名詞的名曲「PRIDE」テーマ曲なども披露。演奏メインのLIVEは正直経験がないので期待と不安が半々ぐらいだったけど、終わってみれば、行ってよかったとしか言えん。圧倒された。酔い痴れた。生きてて良かった。生演奏&生コーラスによる華やかかつ強烈な楽曲群に興奮しっぱなしだったのでセトリ順は自信ないが、記憶が新しい内に書いときたい。
・燦然!プリキュアオールスターズ
しょっぱなからコレ。殺る気マンマン。NS3のラストにしてメインクライマックスを飾る激アツ曲。ドラムの山口さん腕ちぎれるかと思うぐらいスティックが乱れ飛んでた。
プリキュア♪ハートフルビートロック!
続けてこの曲。ギター藤澤健至の独壇場。客の女性からは嬌声。ドラムもめちゃめちゃカッコイイ曲なんだけどね。
・暗黒の挑戦者
プリキュア大活躍!


ここで高梨さんから「ランランタイムだよ♪」
・レッツプレイ!プリキュアモジュレーション
Remiさん&みきさんの生コーラスが美しすぎ!一緒にランラン堪能。
・不屈の闘士たち
NS2プリキュア復活シーンでかかる曲。高梨「みんなこの曲大好きだよねっ!」
・登場!謎のプリキュア
ボーカル姫おふたりの紹介。
・出でよ!ネガトーン
会場の「くっどまゆ!くっどまゆ!」コールで工藤真由登場。黄色いステージドレス。ファリーの物真似。
プリキュア〜永遠のともだち〜
・MOON〜月光〜ATTACK(くどまゆVer.)
高梨さんの無茶ぶりその1。会場で売ってない紫のサイリュームを客のみんなが持ってるのに笑う。高梨「次があったら作るわ!」
・宿命の戦士
ベース満園さんの話題。キュアムーンライトが大好きらしく、この日もムーンライト復活編→ダークプリキュアとの死闘を視て来たとのこと。
プリキュア・ビートアップ!
プリキュア!オープン・マイハート!
まさかの変身曲2連打。ボルテージ最高潮。
・"キュア渋声"ドラム山口さんと"キュア筋肉"和太鼓茂戸藤さんのドラムVS和太鼓対決。
・ここらへんでログホラやFAIRY TAILNARUTOのメインテーマ。予習不足でしたが、サントラは買ったぜ。高梨さんのサイン入りポスター貰った。


高梨「さて、まだやってない曲だよ。わかる?」好き勝手答える客。高梨「そう!スマイルだよ!」
プリキュア・スマイルチャージ!
ただでさえにぎやかで笑顔爆発のこの曲が、生演奏&生コーラスで聴けちゃう日が来るとは。
プリキュア・ハートキャッチオーケストラ!
ぶっちゃけ、うしろの客泣いてた。
・堪忍袋の緒が切れました!
・明日への戦い
ここまでアゲ曲が続いた締めは…
プリキュアオールスターズ大活躍!
でました。おそらくBPM最速を誇る大名曲。この曲には、NS2で最後かもしれない、って高梨さんの魂が込められてるようで、胸が熱くなる。


アンコール
今よ!ファンタジスタドール(くどまゆVer.)
高梨さんの無茶ぶりその2。「ここ映像化ムリだからここでしか聴けない」の言葉通り、存分に楽しませて頂いた。Hey!Hey!
・PRIDEテーマ曲
曲の前に、"キュア筋肉"茂戸藤さんから言いたい事が。アニメのBGMLIVEの実現は大変、曲を再現しようとするととんでもない数の楽器や機材が必要なこと、演奏する人数とギャラ、リハや場所代、その他諸々とにかく金がかかる。一度は頓挫した*1今回のLIVE実現の裏に、高梨康治の少なくない自己負担とファンへの並々ならぬ想いがあったこと。どうしても会場のみんなに伝えたかったそう。会場、大拍手。高梨さんまさか言われると思わなくてビックリしてマジ泣きしそうになる。


退場後
まさかの2次アンコール
・燦然!プリキュアオールスターズ
高梨「…やるよ!」最初にして最後の曲。こちらも力の限り腕を振る。
終演。鳴り止まない拍手と歓声。


総感。「これで最初で最後」ってぐらいの出し惜しみなし大盤振る舞いの豪華セットリスト。聴きたい曲、やるべき曲はすべて演奏したって行っても過言じゃない。強いて個人的な要望があるなら、もっと必殺技バンク曲が聴きたい。レインボーバースト系の曲とか想像しただけでションベンちびるぜ…。


Remiさんについて書いておかねば。セトリのどこか失念したが、「友情のハーモニー」の生歌コーラス披露。涙腺をビンビン刺激される。トークを振られた際の「楽しんでるかーい?」が会場全体を包む。続いて登場したますだみきさん*2が対抗してタオルをワイルドに床に打ち付け「Remiちゃんの逆が良いかなと思って」に笑う。Remiさんは高梨康治いわく「リアルキュアミューズ」この日はロングストレートの黒髪に赤いフチ眼がね、黒いノースリーブにヘソ出し(!)、バラ模様のスカートという出で立ち。華奢な体から放つ信じられないぐらい強力&ハイトーンなエンジェルヴォイスという歌唱の圧巻パフォーマンス、歌ってないときはライト両手に超笑顔で会場を一生懸命盛り上げる一挙一動マジに調辺アコにしか見えなくなる。ていうか脇に眼が吸い寄せられてしまいます。存在自体が幸福のメロディだ。マジに俺は気持ち悪いし、マジに個人的なファンになりそう。入り口でもらったチラシにワンマンLIVEのお知らせ。こっそり行かせて頂くかもしれません…。なんか戦略にまんまと乗ってる気がするが、あらためて彼女にやられた会場の人も多いはず。
最後に高梨康治さんについて。一言でいえば「プリキュアのような人」出演者のみなさんが客のことを「キュアメタリスト」と呼んでたが、正解だと思う。「キュアメタル」は高梨康治ただ1人。とにかく、会場に来た人たちに楽しんで欲しいって気持ちがビンビン伝わるし、アンコール終了後もいつまでも前列付近のお客さんと握手やタッチを続けてた。バンドメンバーの信頼も厚くとても良い雰囲気そう。これだけのカリスマ性を放ってるのに腰がめちゃめちゃ低い。初めて生で高梨さんを見たけど、お人柄がよくわかって更に好きになった。生み出した楽曲たちの輝きは失われないけど、すでにプリキュアシリーズからは離れ、「CureMetalNite vol.2」としての開催は凄くハードルが高そうだけど、なんとか実現して欲しい一念。貴方の音楽からどれだけの勇気と希望、魂の救済をもらったか、計り知れない。伝説は、続く。高梨康治さん、本当にありがとうございます。これからも大好きです。

*1:刃-yaiba-LIVEのこと

*2:この方もとんでもない美人す

ハピネスチャージプリキュア! #26

#26 迷子のふたり!ひめと誠司の大冒険!


魂の体現者。CureMetalNite楽しみですね。本編でのアホ毛ギターは田中裕太演出回でしか披露されなかったが、ラブギターロッド技の始動キーとしてオールスター映画でも立派に引き継がれた様子。ビート初登場の21話は本放送当時あまりピンと来なかったんだが、今は涙なしに観れん。ハピのキャラデザ佐藤雅将が担当した爆誕シーンは何回リピートしたかもうわからん。


変身曲戻った。プリンセス単独だったからってわかってるけど…。
多少無茶なシチュ頼りだけど、めぐみよりはずっと自然な描写で落ちる正しくヒメルダ殿下の初恋エピソードだった。どちらに転ぶにせよフォーチュン和解編では見事だった勇気の光をまた示せるか楽しみです。例年通りだけど、夏場のプリキュアは展開、制作、俺たち、その他もろもろ色々な意味で試練の時だな。

ハピネスチャージプリキュア! #25

#25 恋にドキドキ!プリキュア合宿クライマックス!


マイスイートダイヤモンド。彼女もメガネキュア。チームの仲間たちと比べて印象的なアクション描写に恵まれなかった感があるが、パートナー妖精のラケル、敵のイーラとの関係を描いた個人回はシリーズでも屈指に好きな回。妙なカエル偏愛もチームに足りないグリーンの色彩を補完してて眼に楽しかった。


意外に難しいキャラデザなのか、シリーズ新規のスタッフも多いからか、従来通り、或いはそれ以上の安定度で活躍してる河野作監回。キャラ芝居、アクション作画、遊び心と隙がなかった。
ブルーを軸にクイーンミラージュと表裏の間柄にあるだろうキュアラブリー=めぐみの描写が相手ありきの描写なのは現時点では仕方ないかと思う。最近は元祖こころの歌も披露しないし(シリアス寄りの展開が続いたからだが)彼女個人の個性を発揮したのはテスト最下位エピソードぐらい。余りにも美味しいところをひめに持っていかれすぎなので、もどかしい。めぐみが本当に怒ったのは誠司がボコボコにされた時だけってのも生きてれば良いけど。
いおなは姉やファントムとの関連があるし、ゆうこはこの先たとえ主役となるエピソードが無かったとしても、充分に独特で面白い性格描写がされてるのであまり心配がない。最終回放送終わるまで彼氏及びその候補が影すら見せなければ俺はなんでもいいよ。

普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。 #3

#3 着てみた。脱いでみた。


ユニット名「流川ガールズ」に決定。ご当地ゆるキャラ「魚心くん」加入。3人目は文字通り中の人だった。
横からみた胸の海抜を強調したシーンが印象に残る、妙に官能的な回だった。クライマックスであるステージ上での脱衣も素晴らしい出来だけど、そこの盛り上がりに至るまでの、奈々子たちの腰が低い先輩ゆいの魅力的な登場と紹介、正式衣装お披露目、奈々子の友だちのリアクションで流川ガールズの成長と関係の成熟をみせる、密度の高い構成を巧くまとめてた。縁さんの可愛い女の子大好きっぷりがガチすぎて、なんとも一迅社ヒロインだなぁ。もちろん大好物なんですけど。
EDは歌う&走る人数が増えていく方式。新規カットの仕事が細かい。ラストの追加されたゆいのシルエットも面白いアングル。

ハナヤマタ #2

#2 ジェラシー・ローズ


1話で文句を言ったものの、ゴテゴテの特殊効果がなくなってしまうとなんか普通のアニメになって寂しさを感じる(笑)出オチだけじゃないのを軽く期待しとこう。
ハナが鳥居の高さ(10mぐらい?)から飛び降りても平気な理由はパルクールやってたから、ってだけなのか。理論的に本当にそれで人体が大丈夫なのかは知らんが。一見パワフル一辺倒に見えてその実、人間関係の機微を敏感に察知して柔軟に対応するあたり、チームハナヤマタの基幹たる片鱗は感じるな。
もうテンプレそのままなヤヤちゃんのジェラシーとツンデレだけで1話持っちゃったが、彼女もなるの影に気付きながら「自分を慕う無力ななるとの変わらない日常」を甘受してきた負い目があって、彼女なりになるへ注いできた愛情なり友情をひとつひとつ反芻し、殻を破って変わろうとする親友を受け入れて最初に拍手を送る観客になる感情の流れが綺麗で、かつヤヤちゃん自身のキャラクター描写としてもストンと安心できる、1話のなる同様これまた見応えがある構成。バンドの方の決着が気になるな。おざなりにはして欲しくないし。